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独学で臨む!大学受験の勉強法まとめ

東大A判の現役高校生が自分の勉強法と、使った参考書の感想を書いています。

【チャート式】基礎からの数学の使い方と進め方

数学

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チャート式基礎からの数学II+B

 

多くのサイトや教師が「これ1冊あれば受験に受かる」とまで豪語するチャート式の参考書ですが、実のところその使い道はどうなのかということを私が使ってみた感想も交えて書いていこうと思います。

チャート式で選ぶべき色は?

まずはその前に、チャート式の数学参考書には4種類があるのでその選び方について書いていきます色の違いはつまりは難易度の違いで、易しい順に書くと白→黄→青→赤の順になります。

本書の記述を引用すると

白...教科書併用学習~センターレベル

黄...教科書マスター~入試基礎レベル

青...~大学受験レベル

赤...大学受験に最適レベル

となります。使い道にも依るのですが、チャート式を使う方は「基礎を固めたい」「初めての範囲を学習するのに使いたい」というパターンが多いと思うので、赤チャートは選択肢から外れます

もう既に赤チャートが解ける実力があるのであれば、チャート式では無く他の参考書に移ったほうが効率が良いです。参考に以前の記事をどうぞ。

tsukukoma.hatenablog.com

その上で、白も簡単すぎるという理由でこれもカットです。

残った青と黄ですが、早慶MARCH以上あたりを狙うのであれば青チャートをオススメします。そしてそれ以下(偏差値55↓くらい)であれば黄チャートで良いでしょう。

 

チャート式の特徴とは?

チャート式の最大の特徴はなんといってもその例題の量です。これが全て出来るのであれば十分基礎は固まったと言えます。しかし、一時期言われていたように「これさえあれば旧帝大も余裕」なんてことは全くありません。青チャートの問題が簡単になったのか、入試レベルの問題が上がったのか分かりませんが、少なくとも私がやっていく中では青チャートが終わった段階では、まだ東大過去問に手を付けられるような状態ではありませんでした。

チャート式の特徴を挙げると、主に以下の2つが挙げられます。

網羅性が高く、演習がしっかり出来るようになっている

解説は丁寧で、解き方は基本的なものが多い

それぞれ詳しく説明していきたいと思います。

 

網羅性の高さと演習題の豊富さがチャート最大の魅力。

チャート式の参考書を本屋で見かけて1番目につくのはその本の分厚さでしょう。他の有名参考書、例えば1対1対応が1cm程度の厚みしかないのに比べて、青チャートは5cm近くもあります。しかしそのうち半分近くを解説の別冊が占めていることからも分かるように、とても解説は丁寧なので簡単に解き進める事が出来ます

そして何と言っても網羅性がとても高い。全部で400以上ある例題は他の参考書の量を圧倒しており、さらに全てが毛並みの違う、別の解き方を要求される問題なので、これを全てやれば「数学の解き方の定石」を知ることが出来ます

さらにチャート式は例題と演習問題が1対1で対応しているため、全ての例題の解法を演習題で試すことが出来ます。これは本当に素晴らしい。

 

しかし裏を返せば量が多すぎて一朝一夕では終わらないのも事実。他教科の勉強と並行していると、長くて半年くらい終わらせるのに掛かってしまいます。なので、高1や高2の早い時期から進めるのが理想的ですね。

 

解説が丁寧で、解き方が基本的なので分かりやすい

先程述べた解説冊子の厚さからも分かるように、チャート式の解説の丁寧さは他の参考書とは比較にならないほどです(1対1の2倍くらいはある印象です)。

さらに、突然複雑な公式を導入することもしません。殆どの場合、補助的な公式は例題で証明した後に使われているので初学者でも簡単に理解することが出来ます。

また、これは一長一短ありますが、チャート式は「例題と同じ解き方で演習題を解いている」ため必ず答えを導き出すことができ、数学ができるという確かな自信に繋がります。つまりは「ひらめき」が必要とされないんですね。これは素晴らしい利点です。

 

ただ、これも数学がある程度出来る人にとっては「基礎を繰り返す」だけになるので時間の浪費になってしまいます。基礎が固まっているのであれば1対1やプラチカなどに移るのが得策です。

 

まとめると.....

今までの事をまとめると、チャート式は

数学がほとんど/まだ未修の人が、基礎を固めるのに向いている

時間はかかるが確実に理解を深めることが出来る

という参考書です。だから本当に初学者向けの参考書なんですね。

 

ちなみに、チャート式を進める際は例題の解法を一読したあと、演習問題でそれを実践するのがお勧めです。時間があれば間違った問題を復習するのも良いでしょう。Excersiseは比較的難易度が高いので、今後の参考書に慣れておくためにも力試しとして解いてみるのをオススメします。

 

今回紹介した参考書

新課程チャート式基礎からの数学1+A

新課程チャート式基礎からの数学1+A

 
チャート式基礎からの数学II+B

チャート式基礎からの数学II+B